ECサイトを運営しており、Amazonなどで出店している方、あるいは、出店を検討している方の中には、模倣品対策や相乗り対策のために、Amazonブランド登録の利用を検討している方も多いと思います。
Amazonブランド登録を利用することで、
(1)相乗り出品者による商品ページ(商品カタログ)の編集を防止できる、
(2)グローバル検索や画像検索などのカスタム機能を利用し、模倣品を効率的に発見してAmazonに迅速に報告でき、適切な措置を講じてもらえる、
(3)商品を出品する際に手間となるJANコードなどの入力をしなくて済む免除申請が可能となる、
(4)Amazonストアの構築が可能となり、スポンサーブランド広告が利用できるようになる、
など多くのメリットが得られるので当然のことと思います。
一方、Amazonブランド登録を利用するためには、商標登録をしていること、即ち、商標権を取得していることが条件となります。
そして、商標権を取得するには、特許庁での審査が必要となるため、特許庁へ出願(申請)してから、通常、6ヶ月から10ヶ月程度はかかります。このため、Amazonブランド登録をご検討の場合は、できるだけ早く商標登録出願を行なうことが必要になります。なお、早期審査制度を利用すれば審査期間を約2ヵ月に短縮することが可能です。
Amazonブランド登録をご検討の場合など、お急ぎの場合、他の人に優先して対応、早期審査などのスピード登録にも対応可能で、とにかく急いでいる方向けの商標登録 markregiのファーストプランを選んでおけば間違いなしです。費用についても、サービスの内容に見合ったものとなっております。
なお、弁理士の費用については、日本弁理士会が弁理士に対するアンケート結果を公表しており、出願手数料は5万~8万円が73.5%となっており(アンケート結果はこちら)、謝金は4万~6万円が71%となっています(アンケート結果はこちら)。つまり、弁理士の費用は合計9万~14万円程度が多くなっており、これに特許庁に支払う費用(最低でも合計28,400円)が加わりますので、総額12万~17万程度になるのが相場と言えるように思われます。
また、ここでは、Amazonブランド登録について記載しておりますが、商標権を取得することで、ヤフオク!及びYahoo!ショッピングでも出店していて、権利侵害をされた場合には、Yahoo! JAPAN知的財産権保護プログラムを利用することも可能になります。